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うつむくことしか出来なかった

読了までの目安時間:約 7分


densya
ちょっと聞いてくださいよ〜。

 

この間、電車に乗り遅れそうになって、急いで乗ったんですね。

 

そのときのこと。

 

乗ってからしばらくスマホを見ていて気づかなかったんですが、なんとなく冷た~い視線が気になって、恐る恐る周りを見ると、、、

 

なんと、女性ばかり。

 

しかも、数人のおばさんが、僕を不審な目で見ている...

 

えっ、もしや!?

 

ゆっくり窓のほうを見ると、そう「女性専用車両」のステッカー!

 

ぎょえーーー(爆)

 

(;゜0゜)

 

へんな汗がどっと吹き出ましたよ。

 

ごめんなさいっっっ…

 

混んでいて隣の車両に行くことも出来ず…

 

目立つのでへたに動くことも出来ず...

 

次の駅に一刻も早くつくことをひたすら願いながら、ずっとうつむいたままスマホの画面をひたすら見ていました…

 

しっかし、あの居心地の悪さったらないですね。

 

時間にして5分程度だったと思うんですが、いやー長かった〜

 

駅に着いたときは、本当に救われた気分でした ^^!

 

ダッシュで別の車両に乗り換え周りを見渡すと、当たり前だけど誰も僕のことを気にしてない。

 

開放感いっぱい。堂々としていられる。

 

こんなに自由で、人の目を気にしないことってサイコー!

 

普通の車両ってサイコー!

 

って思いましたね(笑)

 

 

でね。

 

普通車両の中で、思ったんですよ。

 

「あっ、以前の僕ってこんな感じだったかも」って。

 

272282

 

そう、女性専用車両の中。

 

自分だけが周りと違う。

 

みんなから蔑まれているようで、うつむくことしか出来なかった。

 

そこから一歩も動けずに、自分の世界に入るしかなかった。

 

自分の世界に入ることでしか、安心することが出来なかった。

 

したくもない強迫行為にかられながら、いつか次の駅について、この状況から抜け出せることだけを祈ってた。

 

でもぜんぜん着かない。

 

あとどれくらいで着くかもわからなかったし、そもそもどこに向かっているかもわからなくなっていた。

 

何年もたったある日、なんだか本当に自分に嫌気がさした。

 

もう次の駅につくのなんか待っていられない。

 

どうせ、ぜんぜん着かないし。

 

笑われても蔑まれてもいい。

 

この車両から逃げ出す決心をした。

 

この状況から抜け出す覚悟を決めた。

 

怖かったけど。

 

思い切って顔を上げて、声を出した。

 

「すみません、通してください」

 

それが始まりだった。

 

混み合ってる中、僕は必死に人をかき分け、隣の車両に向かい始めた。

 

迷惑そうな、不審者を見るような、蔑んでいるような、そんな視線の中、何度か諦めかけたけど、僕はなんとか隣の車両に行き着くことが出来た。

 

やっと出られる!

 

ドアを開けた。

 

でもね。

 

その車両も女性専用車両だったんだ。

 

そこにいる人達の目線が一斉に僕に突き刺さる。

 

心が折れそうになった。

 

けど、僕は、もう開きなおったんだ。

 

ここまで来たんだから、もういいや!

 

またうつむいてじっと固まっていたって、人目を気にしたって、状況はなにも変わらない。

 

もうひとつ隣の車両へ行こう。

 

「すみません、通してください」

 

僕は、また動き出した。

 

少しずつ、少しずつ。

 

僕は必ずこの車両から出る!

 

心に強く思ったそのとき!

 

なぜか、おもむろに電車がスピードを落とし始めた。

 

あっ!

 

今まで何年も何年も、ちっとも着かなかった次の駅にゆっくり止まった。

 

僕は電車を降りた。

 

その駅は、電車の中のような閉ざされた空間とは違い、とても空気が良くて、とてもとても広い世界だった。

 

その開放感をいまでも覚えてる。

 

272282

あれから、もう2年以上経ったんだね。

 

僕は、あの電車を降りた。

 

もう二度とあの車両には戻らない。

 

だから、あなたも。

 

このブログを読んでくれているあなたが、もしも、ずっとうつむいているだけだったら、顔をあげてみてほしい!

 

少しだけでもいい。

 

歩きだしてみてほしい!

 

あなたも、その車両から降りられるよ、きっと!!

 

そんなことを、移動した普通車両の中で思ってました。

 

なんだか、

 

「マヌケなことしておいて、なに物思いにふけってんだぁ~」

 

って感じで面目ないですが ^^!

 

まぁ、こうやってブログのネタにもなったし、良い経験が出来たってことで、オールオッケーです。

 

前向きに行きましょー!

 

 

P.S.

 

ちなみに、かっこよく書いてみたけど、現実の女性専用車両では顔を上げて声を出すなんて、僕には無理です(^_^;)

 



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コメントは6件です

  1. りりこ より:

    はじめまして。
    本田式は、
    小学生低学年にも 適応できますか?
    返信をよろしくお願いいたします。

    • 坂上 凌 より:

      りりこさん、はじめまして。
      僕的には、おそらく小学生が自分で行うのは厳しいかと思います。親が理解して、それをうまく生活に取り入れていくというのは可能かもしれませんが、実際に効果あるかどうかは…お役にたてなくすみません。
      本田さんに一度ご相談されてみては、いかがでしょうか。

  2. NN より:

    はじめまして。高校生の娘が本田さんのプログラムを始め約2週間が経ちました。(今は基本を繰り返し読んでいるところです。3回読んだと言ってました)
    娘は、家の中で帰宅してからずっと声を出しておまじない?お祈り?をする…しないと悪い事がおきてしまう思っている…こんな症状です。
    治す気満々な娘ですが、普段部活から疲れて帰ってお風呂に入って寝るだけ…という生活の中なので、寝る前に『今日はテキスト読んだ?』とか聞いてしまいます。
    母親の役割はやはり、口に出さずに見守ることがいいのでしょうか?
    それと、あまりにも大きな声を出してお祈りをしているときは『もう少し小さな声で…』となど言ってしまいますが、(本人が1番辛いのに)これも何も言わず見守りの方がよいのでしょうか??
    お返事お待ちしております。よろしくお願い致します。

    • 坂上 凌 より:

      こんばんは!
      お母さんとしては、やっぱりいろいろご心配なことと思います。
      ただ、強迫行為をしている娘さん本人が一番苦しんでいると思いますし、何より親に心配かけているのも本人が一番わかっていると思います。
      でも、やめられない。自分の力ではどうすることも出来ない。
      そんな中、あきらめることなく、プログラムを実施して前に進もうとしている。
      立派な娘さんかと思います。
      どうか見守ってあげてくださいね。
      この病気は周りになかなか理解されない中、理解してくれるお母さんがいて娘さんも幸せだと思います。

      誰に迷惑をかけているわけでもないじゃないですか。
      お互いにあまり神経質にならずに「まぁいいんじゃない」って思えることが大事かと思います。
      そんなに心配しなくても大丈夫。人生は思っているよりずっと楽しい。変化を恐れることはない。
      そんなことをお母さんが伝えてあげられるといいんじゃないかと思います。
      いろいろ大変かと思いますが、一日も早く改善されることを祈っております!

      • NN より:

        お返事ありがとうございます。
        「まぁいいんじゃない」という、大らかな気持ちで見守り、応援していきたいと思います!!
        温かいお言葉、ありがとうございました。

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