上書き保存
唐突に突っ込んだ質問をしますが(笑)
あなたは失恋したことがありますか?
きっと1回や2回はありますよね。
よく失恋を忘れるには「新しい恋をすれば良い」なんて言いますが、僕も本当にそう思います(経験者は語る ^^!)
以前聞いて面白いなぁと思ったのが、新しい恋をしたとき、昔の恋愛の記憶をパソコンのファイル保存方法に例えて、男性の場合は「名前をつけて保存」、女性の場合は「上書き保存」をするんですってね。
う〜ん、すごくわかるような気がする(笑)
僕がかなり引きずるタイプだから余計にそう思うのかもしれないけれど、女性はさっぱりしてるなぁと思うんです。偏見かもしれませんが (^_^;)
あっ、なんでこのブログでこんな話をしているのかなんですけど、先日昔の失恋を懐かしく思い出していたら(笑)、
ふと、失恋を忘れる過程が、僕の強迫性障害の克服の過程と似ているなぁと、思いまして。
なんでそんなふうに思ったかというと、強迫性障害の症状って、入れ替わり立ち替わり、いろいろなものが出てくるじゃないですか。
例えば、強迫行為(ここでは儀式と呼びますね)のレパートリーがどんどん増えていったり、不安の強さによってその儀式の内容もどんどん変わっていったり。
そこで、あなたにも、よく思い出してほしいのですが、以前に行っていた儀式で、今は実施しなくても大丈夫だったりするものってないですか?
きっと、ありますよね。
昔はあんなにやめたくて仕方のなかった儀式なのに、いつの間にか、今はしなくても大丈夫な儀式。
それって、実は「別の新しい儀式」に置き換わっているから、以前の儀式はやらなくても不安にならなかったりするんじゃないですか?
つ・ま・り。
別の儀式で、以前の儀式を「上書き」しているから、以前の儀式は忘れている。
そう考えると、以前の儀式なんかしていなくても大丈夫だった。
しなくても、悪いことなんか何も起こらなかったはずですよね。
そうか。
やっぱり儀式なんて意味ないんだ。
じゃぁ、もう儀式なんてやめちゃおう!
(という簡単な話だったら、苦労はしないわけですが...)
頭ではわかっていても、新しい儀式もやめろと言われたら、きっと不安になっちゃいますよね。
もしかしたら、以前の儀式よりも、新しい儀式のほうが効力があると思っているから、安心していられるのかもしれないし。
そんなふうに考えるのはわかります。
だとしたら。こういうのはどうでしょう?
その儀式を「さらなる新しい儀式」ではなく、
「別のもの」で上書きすれば良いのでは?
そう。
「別なもの」で上書きすれば、儀式なんてやらなくてもいられるはずでは?
今だからそう思えるのかもしれませんが、
僕は、知らず知らずのうちに、儀式を「別なもの」で、上書きしたんじゃないかと思うんです。
そう。
その「別なもの」
それが「克服方法で紹介しているRMMプログラム」だったんだと思います。
実施していた当時は本当の意味で理解できていなかったように思いますが、本田さんの言う、
「強迫性障害の根本的な原因を解決し、本質から改善する方法とは、悪い形で定着してしまった“認識”をぶち壊し、それに代わる新しい認識を、あなたの“脳に直接インストール”し直すことです」
というのは、そういうことなのかなぁ、と今更ながらに思うんです。
失恋を忘れるには「新しい恋をすれば良い」
いつまでも引きずらずに「上書き」してしまうのが一番。
過去の失恋なんて、早く忘れてハッピーになりましょう!!
ん? なんの話だ?(笑)
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