思い込み…
いつも一生懸命、常にギリギリで、苦しそうな顔をしているのが、カッコいいと思ってた。
常につらくて、歯を食いしばって、頑張っていないと、自分がダメ人間になってしまう気がした。
もっと苦しまないと、幸せにはなれない。
だから、いつも余裕なんて全くない。
眉間にしわをよせて、必死の形相で毎日を過ごしてた。
もしも。
上に書いたような人が身近にいたら、あなたならどうします?
僕ならあまり関わらないようにするかな...(自分で言うのもなんだけど)
そもそも話しかけづらいし、かな〜り面倒くさそう。
苦しんでいる自分がカッコいいなんて、ナルシストそのもの。
自分のことしか考えていなさそうだし。
こんな人といても、ちっとも楽しくなさそうだし。
こっちまで、息がつまって、つらい気分になっちゃいそう。
そう考えると...
僕はずっと、そういう顔や態度を人に見せてきていたんだ...
自分でも嫌だと思う顔や態度をね。
これじゃぁ、人との関係がうまくいくわけないよね。
自分で楽しい人生を遠ざけているようなもの。
でもさ。
そんなこと言ったって、つらいときはいっぱいある。
そんなときに、常に明るく笑ってなんていられないんだよ。
でもね。
思ったんだよね。
苦しそうな顔は、一人のときにすればいいって。
なにも人前で披露することはなく、誰にも見られないときに、思いっきり苦しい顔をすればいい。
そう思って、一人のときに、ものすごく苦しそうな顔をしてみたんだ。
思いっきり。
そしたらね。
なんだかすごく白ける...
なんでだろう。
試しにやってみてごらん。
当たり前だけど、誰にも見られていないから、誰にも気付いてもらえない。
そう、誰にも何もアピールできないんだ。
僕は、ばかばかしくなって、そのあと、へらへら笑っちゃったよ。
おかしいよね。
じゃぁ、僕は、今まで何のために、眉間にしわを寄せて、苦しそうな顔をしてたのか。
誰かに、頑張っている自分を見てほしかっただけ?
誰かに、苦しい自分をアピールして助けてほしかっただけ?
なんだか、赤ちゃんと一緒だよね。
泣いて叫ぶことで、誰かにあやしてもらおうなんて。
だから、自分は常に泣いていなきゃいけないなんて。
次の日、意味もなく苦しそうな顔をしている自分に気付いたとき、少しだけ顔の筋肉を緩めてみたんだ。
苦しそうな顔をやめたら、心に余裕が少しだけ生まれた。
そしたら、少しだけ相手の気持ちがわかったような気がした。
そっかぁ。
思い込んでいただけなのかぁ。
少しずつでもいい。
笑ってみようか。
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