色メガネ
克服プログラムのエクササイズ、密度は落ちてきた感はありますが 🙄 未だに続けています!
誤解してほしくはないので補足しておきますと「続けないとまた強迫性障害の症状が出てしまうんじゃないか?」という不安からではなく、「単純にエクササイズをしていると非常に前向きになれるから!」 という理由で続けてます。
そのエクササイズの中で、特に最近よく思う事が、「克服する以前の僕は、色メガネをかけまくっていたんだな」 ってこと。
しかも、色の濃すぎる色メガネを何重にも。
だから、
本当は真っ白いものなのに、僕には汚らしいどす黒い赤に見えていたり。
本当はとてもキレイな青なのに、僕にはものすごく寂しいブルーに見えていたり。
色の違いだけでなく、形まで歪んで見えていたものもある。
でも、当時は、あたりまえですが、その色や形が正常だと思うから、自分がそんな歪んだ色メガネをかけているなんてぜんぜんわからなかった。
自分の異常な色メガネを通してでしか、ものごとを見ることが出来なかった。
ちなみに、「色メガネ」を辞書でひくと、
「偏った物の見方。先入観にとらわれた物の見方。」
と出てきますが、まさにそのとおりで、自分の思い込みそのものです。
普通、人間であれば、誰でも多かれ少なかれ色メガネはかけているはず。
その色メガネは、親や先生から渡されたメガネであったり、過去の経験やトラウマでかけざるおえなくなったメガネだったり、誰かから勧められたメガネだったり、自分が尊敬する人と同じメガネだったり。
それがあるからこそ、その人自身の価値観があったり、個性があったりする。
みんな同じメガネをかけていて、同じ考え、同じ行動だったら、それこそかえって気持ち悪い ^^!
でも、僕は、通常の人とは違い、異様に色の濃い色メガネをかけていたし、異様なほど多くかけまくっていたんですね。
僕は、それら色メガネを、克服プログラムのエクササイズで、ひとつひとつ外していったり、別の色メガネと取り替えたりしたことで、強迫性障害を克服することが出来たんだと思います。
外してみて始めて、自分がそんな異常な色メガネをかけていたということが本当にわかりました。
とはいえ、今も、僕はたくさんの色メガネをかけていると思います。
まだまだ、はずすべき色メガネも多いし、色を変えていくべき色メガネもある。
でも、どの色メガネをはずし、どの色メガネをかけていくべきなのかというのは、成長していくうえで、終わることのない永遠のテーマなのだと思います。
だからこそ、今もエクササイズを継続できているんだと思います!
この記事に関連する記事一覧
- 強迫性障害(強迫神経症)、克服したよ! に より
- 強迫性障害(強迫神経症)、克服したよ! に より
- 強迫性障害(強迫神経症)、克服したよ! に より
- 強迫性障害(強迫神経症)、克服したよ! に より
- 強迫性障害(強迫神経症)、克服したよ! に より
- 強迫性障害(強迫神経症)、克服したよ! に より
- 強迫性障害(強迫神経症)、克服したよ! に より
- 強迫性障害(強迫神経症)、克服したよ! に より
- 強迫性障害(強迫神経症)、克服したよ! に より
- 強迫性障害(強迫神経症)、克服したよ! に より
コメントフォーム